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身売りパロなスザルルです。
某漫画のタイトルをつかってますが、全く関係はありません(たぶん)
・・・
かってうれしいはないちもんめ
まけてくやしいはないちもんめ
「それはそれはうつくしいこどもです、きっとあなた様のおめがねにもかなうかと」
「そうですか・・・、それは楽しみです」
「でも以外でしたね、」
「え?」
「いや、枢木さまはとてもこういったことに手をのばす方には思えませんでしたので」
「人買いを、ですか?」
「ええ、でも少しくらい遊びごとに手をそめたほうが男の株もあがるってものですよ。
ああ、こちらです。この部屋に、」
あのこがほしい!
「先日、ひとつの華族が没落しましてね。そこの末息子だった少年です。
家族に売られた、かわいそうな子ですよ」
「彼が・・・」
あのこじゃわからん!
「しかし、あの容姿です。いくつもの高級陰間茶屋からの申し出もありましてね・・・。
どれかに売られていくはずだったのですが・・・、枢木さまが紫紺の眸をもつ少年をさがしていると噂をおききしましたので・・・」
このこがほしい!
このこじゃわからん!
「条件次第でそちらへとまわす、ということですか」
「いやはや、そんなつもりでは」
そうだんしよう!
そうしよう!!!
「・・・これでどうでしょう」
「!さすが枢木さま!ええ、もちろん!彼はあなたのものに」
さらりとした黒髪がすべらかな白い肌のうえにちる。
眸と同じ色の着物に身をつつんだ少年は、何かをさがすように何もみつからないとわかっているかのように、外をじっとみつめていた。
そのうつくしい眸には以前のような強さは微塵もみられず、まるで人形のようなそれにスザクは胸がいたむのをかんじた。
(みつけた、)
「ルルーシュ、」
ゆっくりと、けだるげに視線をこちらに向けた彼は、ゆっくりと目を見開いた。
細い指先が、きゅっと震えながら握り締められるのをみて、スザクは口をひらいた。
そしてかれを捕らえる呪縛を口にする。
「きみは、ぼくのものだ」
ひぐらしのなくころに
End・・・?
・ ・ ・
はないちもんめのうたの意味から。
身売りされた元華族のルルーシュと最近急成長した会社の若社長スザク。
うたの意味をしったときからやりたかったやつ…、やっとできた!